
こんにちは!すずです。
投資をしていると一度は憧れる配当金生活。今回は、配当金を目的とした投資の注意点などをまとめてみました。
一度は憧れる配当金生活!


株式投資の醍醐味の一つの配当金。銀行に預けていても超低金利の時代なので、配当金をもらえることの有り難みを実感しますよね。配当金をもらえることは心の支えになりますし、投資している会社をもっと応援したいという気持ちにななります。
投資をしていると憧れる配当金生活ですが、今回は、配当金生活を実現するための必要な資金・高配当株投資の注意点などについてまとめてみました。



高配当株投資に興味がある方はぜひご覧ください!
配当金生活に必要な資金はいくら?
まず、純粋に配当金だけで、生活をする配当金生活は可能なものなのでしょうか?配当金のみで生活をするためには、およそいくらくらいの減資が必要なのかを計算してみます。
配当金生活を目指す場合、配当先の平均的な利回りは3-4%が目安とされます。3,000万円の投資額で4%の利回りだと年間120万円、月10万円 の配当金を得ることができる計算となります。
次に、必要な生活費について計算する必要がありますが、2020年の家計調査によると、2人暮らしの平均的な生活費は245,278円ということです。生活費はそれぞれの家庭により大きく異なりますが、平均的な夫婦二人の場合、年間300万ほどの配当金があれば、配当金生活が可能なラインとなります。
年間300万円 の配当金を得るには、7500万の投資額に4%の利回りで達成できるラインとなります。



すべての生活費を配当金で賄うというのはなかなかハードルが高いのが現実ですね・・しかし、少しづつでも配当金を得ることができると、その分を投資額や生活費にあてることができて、気持ちにも余裕ができてきます!
出典:「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(2020年)」
配当金生活を達成するにはどうしたら良い?
配当利回り3-4%を高配当株投資の適正な利回りとすると、いくらの元手資金があるかどうかで配当金の金額が決まってきます。投資の元手金額を増やすためには、支出を最小限に削減すること・収入を増やすことが必要となります。
資産形成を行うにあたっては、こちらの記事に記載をしました「バビロンの大富豪の教え」はとても参考になるかと思います!


どのような投資先を選んだらいいの?


次に配当金を得るためには、どのような銘柄へ投資をしたらいいのかを考えてみます。
銘柄選びのチェックポイント
配当金を目的とする投資の場合、長期投資が前提になるかと思います。そのため銘柄選びは下記のチェックポイントを確認のうえ、長期保有できる銘柄に投資をしましょう。
- 減益傾向ではないか
- 安定的に利益がでているか
- 配当性向は適切か
減益傾向ではないか
配当利回りだけを見ると高配当だけれど、実は減配傾向である銘柄もあります。減益傾向であれば、株価の下落リスクにもつながるので、過去の配当について確認をしましょう。
安定的に利益がでているか
利益がでていないにも関わらず、配当を出し続けることを『タコ足配当』といいます。きちんと利益をだしていて、利益のなかから配当を出しているのかをチェックする必要があります。1配当額が1株利益を上まる銘柄は要注意です。長期的に安定した配当を得るためには、企業が確実に利益を出し続けられることが条件となります。
配当性向は適切か
配当性向とは、企業が稼いだ利益のうえ何%を株主に配当金として分配しているかを示す指標です。一般的な目安としては配当性向は30-40%となります。配当性向が高い場合は、株主への還元を重視しているといえますが、無理な配当を行なっていないか確認する必要があります。
高配当銘柄投資で気を付けること


配当利回りだけで銘柄を選ばない!
高配当株といっても、あまりに高すぎる配当に飛びついて投資をするのは得策とはいえません。配当利回りは現在の株価をもとに、配当金がでた場合の予測値となるので株価が下がると配当利回りも高くなる計算となります。配当金利回りが高すぎる場合、株価の値下がりるリスクも高くなります。
投資するセクターに偏りがないか確認!
セクターによって、高配当の企業が多いセクターもありますが、高配当株投資をする際には、セクターを偏らせすぎないようにも注意が必要です。株価の下落局面では、セクターの偏りがある場合、大きな株価下落のリスクがあるので、長期投資とはいえ精神的にもダメージをうけてしまいます。
まとめ


配当金を目的とした投資は、日々の株価の動きに一喜一憂せずに、定期的に配当金を受け取ることができます。



配当金は、投資にまわしてさらに資産を増やすこともできますし、自由に使い生活をより豊かにすることもできます。
配当金でより豊かな生活を実現していきましょう!